相続税の申告・相談を税理士に依頼される際に気をつけなければならないのは、すべての税理士が必ずしも相続税に強いわけではないということです。相続税を申告した被相続人の数は年間5万人前後で、税理士の数は全国で平成23年10月現在7万2千人ほどです。件数が少ないことからもわかるように実際に相続税の申告を毎年多く受任している税理士は限られています。財産評価の計算は経験を必要としています。怖いことですが評価の計算で有利な選択をしないと財産評価額が大幅に異なってしまうということはありうることなのです。また相続税の計算だけでなく、遺言書作成のアドバイスや遺産分割など相続の準備や相続後のことなどまでお客様のために親身になって相談に乗ってくれる税理士に依頼することをお勧めします。